2007/12/07 更新
★ 治療のご案内
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こころと体のはり灸院

〒150-0001
渋谷区神宮前4-7-12
エーデル青山2-B
TEL&FAX 03-5879-8113
www.felizomotesando.com
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■ 症例
ここには、経絡治療の効果がある症状について書いて有ります。
掲載されていない症状も沢山有りますが、参考にして下さい。
≪ 慢性疲労(肩こり、腰痛、膝痛) ≫
72歳女性
5年前にご主人が脳出血で倒れ、以来、自宅療養となった為、介護をしているが、首・肩・背中がこり、腰が痛くなり、膝も痛くて困っているとのこと、また、病院では、膝の痛みに対してヒアルロン酸の注射を受けているがあまり痛みに変化はないとのことで来院されました。
触ってみると、確かに首から肩にかけて骨かと思えるほどの硬いこりがあり、膝については、多少変形が出てきているようでしたが、それほどひどくは なっていない状況でした。
早速、手・足に、体全体の気のバランスを整えるためにはりを行い、その後で、主訴部である首・肩・背中、腰に、はりを行いました。いずれも、皮膚に触れるかどうかという、ソフトで優しい手技ですので、鍼による痛いなどは一切ありません。
さらに、足・腰・背中・肩・首にふわっと体が温まる程度の温灸を行いました。
最後に、両方の膝に対して、やはり、接触程度の優しいはりを行い、温灸を行い、一回目の治療を終了しました。
二日後、再び来院され、前回の治療後、身体が暖まり大変気分が良かったと言うことでした。
夜は、ご主人の体位の変換などもあるので、思うような睡眠も取れていないと言うことですが、幸い週五日間は、昼間にデイサービスにご主人が行くので、唯一その時間が自由になる時だとのことでした。前回の治療後、調子は順調とのことで、前回同様の治療を行いました。
その後、週一回の治療間隔として、しばらく続けることとしました。
四回目に来られた際、前回の治療後、今までになく大変身体が楽になったので、たまっていた家の仕事をやってしまったところ、大変疲れたと言うことでした。
膝の痛みについては、もう少しで、痛みがなくなりそうだとのこと。背中のこりは、殆ど感じないと言いうことで、触察しても、大変柔らかくなっていました。
あまり無理をせず、少しずつ家の仕事をするようにとお話をしたところ、わかってはいるが、ついつい始まるとキリのいいところまでと思ってしまい、結局かなりやってしまうとのことでした。
その後、経過は順調で、今では特に疲れを感じた時に、疲れをためすぎる前に来院されています。
このような全身的な症状を訴える方は、多いと思います。また、最近では、老々介護というのでしょうか、年老いた夫婦のみの世帯が増え、どちらかが病気になると介護するというケースは増えているようです。
そうなると、24時間介護というような形になり、疲労もピークに達する場合が多いと思います。
介護を受ける方も何かと不自由な思いをしていることは当然のことですが、それを支える介護者への何らかの配慮があっても良いように思います。
介護保険ができた頃、実施当局に対し、介護をする人たちへの治療というような形で我々鍼灸師が関われるようなことができないかと質問したこともありますが、なかなか明確な回答はありませんでした。
私が常々考えていることは、病気になる初期段階である、『疲労』に対してその処置が上手くできれば、本当の病気になる人はずいぶん減らすことができるのではないかということです。
そのためにも、常日頃から自分の『体の声』を聞くように心がけることも大切だと思います。
忙しい現代社会においては、病気になって、初めて自分の体の状態に気がつくということもしばしばです。
しかし、健康な体あっての毎日です。
予防医療としての『鍼灸』というものも、今後は考えて行くべきと思います。
今後、ますます今回の患者さんのような方は増えてくるものと思われます。疲れを取ることは、近い将来にもしかしたら、発症するかもしれない病気の予防に繋がるかもしれません。
そのような意味でも、『鍼灸』というものも、上手く活用して頂ければと考えます。
→ 腰痛、肩こり の体験記や、変形性膝関節症による 膝の痛み の別の症例も
あります。
≪ 風邪 ≫
42歳の女性、普段は肩こり・腰痛など、特に疲れた時に来院されていました。
その日は、数日前から風邪気味で、喉の痛み・鼻づまり・少し、熱っぽい・咳が時々出るなどの症状があるということでした。
こんな時にはりをしても大丈夫かと不安そうに聞くので、
「風邪には、はりが一番いいですよ」
と言ったものの、その程度では、なかなか信じる訳もなく、
「まぁ、いつもの肩こりもありますから、それを治療しましょう。
そして、風邪が治ったら、はりのお陰だと思って下さいね...」
などと、冗談っぽく言いながら治療をしました。
風邪とはいえ、特に変わった治療法がある訳ではなく、いつものようにお腹を診て、手の脉を診て、体全体の気の流れを整えるために手・足のツボにはりをして、首・背中・腰に、軽くはりをして、最後に、首の後ろの部分と、背中を手のひらで摩擦して治療終了。
「これで汗が出れば風邪の治療は、成功ですね...」
と言いました。
患者さんは
「いつもの治療とさほど変わりませんね」
と不思議そうにしながら帰りました。
翌日続けて来院さて、治療室に入るなり、
「昨日、あれから途中のスーパーで、買い物をして帰ったのですが、買い物中、汗が出て・汗が出て困るくらいでした。その後、気分も大変爽快となり、風邪の症状はほとんどなくなった感じです。念のため、今日も来てみました...」
ということで、昨日とほぼ同様の治療をして終わりましたが、この方の風邪症状は、これで治まりました。
この症例はかなり短期間で上手く行ったものですが、このような風邪症状では、比較的短期間で症状が治まることは多いようです。
また、昨今は慢性化した風邪症状を訴える方も多いようですが、鍼灸治療で回復できる症例は沢山あると考えています。
風邪に鍼灸とはなかなか思いつかないと思いますし、まず、考えないと思います。
鍼灸はこのように色々な症状に効果が有りますので、まずは、ご相談下さい。
≪ 乳がん手術後の不定愁訴(肩こり、不眠、食欲減退)と膝の痛み ≫
80代の女性の方で、4年前、左乳がんの切除手術をされました。その後、不眠・肩こりなどの不定愁訴が出るようになり、娘さんが当院の治療を受けていたことから、このような場合でも治療は可能かと質問を受けました。
経絡はり治療は、癌をはじめさまざまな内臓の病に効果がありますし、術後の体調回復、再発予防の意味も兼ねて、「それは是非、治療をなさったほうが良いですよ」とお答えしたところ、早速来院されました。
最近はほとんど眠ることができず、肩もこちこちにこっていて困っていらっしゃいました。また、以前から変形性膝関節症がある為、歩くのも困難で、身体はだるくて、食欲もないということでした。
何時もご家族が車で送迎されていましたが、歩くのもやっとの思い。
せめて少しでもお体が軽くなって多少でも楽に歩けるようになれたら、と思い施術させていただきました。
(注:もちろん、こういった乳がんの術後の治療の場合でも、手術部を直接拝見したり、触ったりすることはありません。)
ご自身で来院することができないので、送迎の方の都合で、来られる時には来るようにとのことで、週3回来ることもあれば、半月ぐらい来ないこともあったりのばらばらな治療間隔となりました。しかし、2.3回治療すると、膝がだいぶ楽になってきて少しぐらいなら歩くのも大丈夫とおっしゃるようになりました。
通い始めて5ヶ月後の現在は、ほぼ週1回の治療をしていますが、はりの治療を受けると身体がすっきりして、良く眠れると言われます。
家族経営の事業をまだ現役でなさっていて、だんだんお元気になられていかれる様子が私もうれしく、つい「仕事ができるうちは続けた方がいいですね。生涯現役を貫いてみては?」などと言ってしまいました。ご本人も仕事ができる喜びを実感しているようです。
先日はこんなことを言われました。
「私は毎朝起きると祈りをしています。それは、がんでお世話になった病院の先生、そして、もう一人は木下先生」だと。
自分がそんな祈りの対象になるなどとは思ってもいなかったので、大変驚きましたが、そこまで言ってくれたこの患者さんにこちらこそ感謝したい気持ちで一杯です。そしてそれと同時に、しっかりと、やっていかなくてはならないと改めて感じた次第です。
後日、娘さんにこのことを聞いてみたところ、1時間は祈りの時間にかけているようだと聞きますます驚きました。
また、何時の頃だったか、少々、私が弱気なことを言ったことがあり、そうしたら即座に「絶対に上手く行くからしっかりやりなさい」といつになく強い口調で諭されました。
ここのご家族の皆さんは、鍼灸の愛好者で、娘さんは安産のお灸で4人目のお子さんをすんなりと出産し、登校拒否の中学生やクラブ活動などでスポーツ障害がなかなか治らなかった小学生のお子さんなど、皆さん、よくはりの治療を受けに来ています。
→ 肩こり の体験記や、慢性疲労による 肩こり・膝の痛み の症例もあります。
≪ 甲状腺がんの術前、術後のケア ≫
40代女性
お仕事と家事、子育て、親御さんの面倒をすべて、ほとんどお一人でこなしていらっしゃいました。
なんとなく調子が悪くて、近くの内科に行ったところ、大病院を紹介され、甲状腺がんが見つかり、専門病院に移られました。
幸いまだ初期で、手術で対応できる状態であり、専門病院での説明、治療計画は納得のいくものだったそうですが、突然の癌の宣告と専門病院にたどり着くまでの、他の病院の対応と説明にすっかり参ってしまいうつ症状が出始めていました。
朝起きても、気分がどんよりと暗く、何もしたくない、何処にも行きたくない、
眠りが浅く、孤独感、不安感が襲ってくるようになっていらっしゃいました。
こちらにご来院いただいたときは、手術まであと半月程でした。
今まで、鍼、整体などでも強い刺激(強いマッサージや深く筋肉に刺す鍼など)のものばかり受けられていらして、そうすると家に帰ってから、さらにだるくて、翌日も起き上がれないということが続いたそうです。注)
注)強い刺激がいけないとは言いませんが、やはり、体調がすぐれないときは強い刺激に
反応できるだけの体力、気力がありませんから、かえって疲れてしまうことがあります。
初めて、当院での治療を受けられた時は、そのソフトさに驚くと共に、この程度の刺激で本当にいいのかしら、と思われたそうです。
1時間の治療コースでしたが、鍼で全身のバランスを整えた後に、じっくりとお体を手技にてゆっくりと緩めていくことで、ぐっすりとお休みになり、お帰りになりました。
2回目にいらっしゃったときは、
「前回の後、夜もぐっすりねむれて、朝起きたときに、気分がなぜか明るくなっていて、起きていろいろやる気が出ました。」
と喜んでいただけました。
その後、手術も前向きな気持ちで受けられ、経過も良く、無事退院されました。
手術が近かったために、直接甲状腺機能の数値の改善というところまではいきませんでしたが、気持ちが安定するということで、退院後もしばらくの間は、一週間〜10日に一度くらいの割合で通院されていました。
その後、お仕事も再開され、今では、周囲の止めるのも聞かずに(?)またバリバリと活動されているとのことです。
≪ うつ病 − 1 ≫
50代後半の男性で、福祉施設職員をされている方で、大量の飲酒により肝炎及び、糖尿病となり、3年前1年間の入院生活をされ、その後、うつ病と診断され、職場に出勤したり、しなかったりの状態が続いていました。
同僚の紹介により別の鍼灸院を受診されたそうですが、自分には合わないということで、私を紹介され来院されました。
初診時、奥さんに付き添われて来院。何を質問してもほとんど答えない。
せいぜい「はい」程度でした。
うつの方は、場合によっては、たった一箇所のはりが過剰な刺激となり、だるくなることがあるので、初回はてい鍼という全く刺さないはりを使用して、よりソフトに治療を行いました。
このような治療を週1回、4回ほど行ったところ、それまで一言も言わず、黙って治療室に入ってきていたのが、ある日「こんばんは」と言って治療室に入ってきたので驚きました。
また、しばらく治療を続けていると、今度は「ありがとうございました」とお礼を言って帰られるようになりました。これには、付添の奥さんも後日治療に来たときに、「前回は主人がお礼を言っていましたね。」と驚いていらしたくらいでした。
この頃より2ヶ月間休んでいた職場に復帰しました。
最初は半日の勤務で、それも、行ったり、行かなかったりでしたが、1ヶ月もすると、1日勤務するようになり、職場の雰囲気も明るくなったと紹介してくださった方から言われました。
この方は、他にも肝炎・糖尿もありますし、五十肩様の運動制限もありましたが、五十肩様の症状についてはかなり改善してきています。
うつなど、神経症状を訴える患者さんの多くは、大変な疲労を持った方が多いように見受けます。鍼灸治療が心に効くということは、この極度の疲労を取り、身体が楽になり、それと同時に心も安まることから症状の改善がなされるのではないかと考えられます。
現在までにこの方は、5ヶ月間で約15回程度の治療を行っています。個人によりその効き方はさまざまですが、心と体はつながっていますので、まずは、身体の疲れをとりながら、徐々に心のほうへも影響がでていきます。あせらずに治療されることが、改善への近道だと思います。
≪ うつ病 − 2 ≫
最近はこのような症状を訴える方が急激に増えているようですが、鍼灸を求めて来る方も増えています。
35歳の主婦の方、3年程度大学病院に通院していたが頭痛・肩こりが酷くいっこうに改善しないので、鍼灸を試してみようと来院しました。
これといった原因もなく、「鬱病」と診断され、数種類の薬を処方されています。
食欲なく、何かをやろうという気も起きない。
しょっちゅう頭痛が有り、大変憂鬱だとのこと、
昨年それまで住んでいた所の隣町に引っ越して以来、近所との付き合いもなくなり、ほとんど昼間は外に出ないとのこと、
早速全身にはり・灸の治療を行い、二日後の予約をして帰宅する。
2回目、頭の痛みが半分ぐらいになったと喜んで来る。
その後、3ヶ月間、週2回程度の治療を続けた結果、頭痛は全くなくなり、穏やかな顔つきになりました。
この患者さんの旦那さんも、同様の症状が有り、夫婦で治療を行いました。幸い、二人とも症状の改善があり、通院していた大学付属病院の医師より、別の患者さんを紹介して頂いたという大変珍しい経験もしました。
以前にも、近所の病院の医師に鍼灸を勧められたという方が来られましたが、直接紹介して頂いたのは初めての経験でした。
→ 「うつ症状」の別の症例で、病気に対するショックや病院の対応に対するストレス
からくる うつ症状 の例や、治療を受けた方の 体験記 もあります。
≪ カカトの痛み(足底筋膜炎) ≫
小学5年生の男子児童が、カカトの痛みがなかなか取れないということで来院しました。
私の姉から鍼灸のことを聞いての来院です。
話を聞くと学校のサッカー部に所属し、練習中に傷めてしまったとのこと、近くの整骨院に凡そ、1ヶ月近く通院したが痛みにあまり変化がないという。
普段通りに歩いても右足のカカトが痛く、思うように歩けないという。
そこで、簡単なはりをカカトに行ったところ、少し歩きやすくなったというので、しばらく続けてみるように告げ、合計5回程度はりを行いました。
行ったはりは極簡単なものでしたが、私自身驚くほどの効果が有りました。
足底の筋肉に何らかの不具合が発生したものと思われますが、スポーツ障害では、足底筋膜炎ということで、ポピュラーな症状であったと思われます。
しかしながら、なかなか改善しにくいようですが、鍼灸では、以外に簡単に解決することもあるようです。
≪ 不妊症 ≫
29歳の女性、障害者施設職員
極度の疲労で、肩こりがひどくつらいと来院しました。
色々と話を聞いてみると、1年ぐらい前から不妊の治療を勤務先の近くの病院で受けているとそうです。
鍼灸治療でも妊娠した例はあることを話すと大変興味を持たれましたので、週2回、通うように勧めました。
しかし、不妊症といっても特別な治療法がある訳ではありません。身体の調子を整えることによって結果として妊娠できる身体を作るということがその目的です。
もちろん、夫婦に身体的異常がないことが前提となります。
まず、この方は、極度の疲労を取ることを目的として肩こりを中心とした治療を行うことにしました。
3回ほど行うとだいぶ楽になってきたとのことで、食欲も少し増し、夜もかなり眠れるようになりました。ひどい疲れがあると夜も眠れなくことはよくありますが、十分な睡眠を取ることによって身体は整って行くものです。
10回までを、週2回治療を行った後、週1回のペースに変更して3ヶ月ぐらい行ったころからでしょうか、それまで周期が不安定だった生理も普通になり、そろそろなんとかなりそうかなとは思っていました。しかし、なかなか妊娠には至らず、週一回の治療期間もあいてしまったり、また通ったりを繰り返していました。
治療開始から半年ちょっと過ぎたある日、突然来院されて、「生理が来ないんです…」と半ば喜んでおっしゃいました。もう少し、様子を見ないと…ということで、治療をして帰りましたが、翌月「妊娠した」という電話を頂き私も大変嬉しかったことは未だに忘れられません。
もちろん、妊娠中も治療は続けました。つわりや、腰痛など、不定愁訴には、鍼灸治療が効果あります。また、薬は飲めないということもあり、妊娠中の方には鍼灸は大変お勧めだと思っています。
安定期に入ってからの安産のお灸も大変良いものです。なによりも出産が楽だということです。→患者さんの話です。
鍼灸治療のみで効果があったのかどうかは、わかりませんが、少なくとも何らかの影響を与えられたことは確かだと思います。
最後に2900グラムの元気な女児を出産したことを付記しておきます。
≪ 安産の為の治療 ≫
40歳の主婦。
肩が痛いとのことで来院し、月1回程度の治療をしていたところ、3ヶ月目頃、妊娠したと聞かされました。
それなら、なおのこと、このまま時々はりの治療を続けると大変楽に出産できるからと説明し、2週間か、1週間に1回程度の治療を続けていました。
6ヶ月後ぐらいより、「安産のお灸」として、右足くるぶしの上にある三陰交というツボに毎日お灸をするように指示し、出産時まで続けて貰うことにしました。
途中の検査でも、これまで3人の子供があるが、今回が検査結果は一番いいとのことでした。
途中、逆子にもなりましたが、足の小指のツボを使って解決することもできました。
出産は大変楽で、時間もかからず無事2800グラムの女児を出産しました。
その後も時々来院しますが、クラブ活動で、捻挫したお子さんや、乳ガン手術後の母親と、家族で来ています。
この母親も、最初はあまり元気が有りませんでしたが、85歳という高齢にも関わらず、家族で行っている幼稚園経営に復帰し、今では朝早くから夜遅くまで仕事をしています。
≪ 夜泣き ≫
最近、1歳未満の赤ちゃんが来院するようになりました。
ほとんどは「夜泣き」です。
11ヶ月の男児、生まれてからまともに寝たことがないとのこと、
玄関を入るなり「ギャァ〜」とすごい泣き声には正直驚きました。
何軒もの医者にも診て貰ったが改善されない。はりでなんとかなりますかとのことで、早速金のてい鍼を用いて小児はり、
お母さんにだっこして貰い僅か1分程度の治療ですが、その間も、赤ちゃんはすさまじい勢いで泣く。
「これで、少し、眠るようになりますよ。ご両親もかなりお疲れでしょう。はりの治療を受けるといいですよ...」とお話しして終了しました。
2回目、翌日来院、「昨夜は嘘のようにぐっすりと眠りました。不思議ですね。あんな簡単なことで...」と、お母さんは怪訝な顔をしながらも笑みを浮かべていたのが印象的でした。今回は、玄関では泣かれませんでしたがやはり、治療をすると少々、泣かれてしまいました。でも、ちょっとは信用してくれたかなと思い2回目の治療を終わりました。
3回目、更にその翌日。「多少、ぐずぐず言いますが、眠るようになり私も安心しました。」とのこと、今回は治療中にも泣かれることなく無事終了。
4回目、1日おいて来院。「夜中に目が覚めると少々泣きますがそれほど私もいらだつこともなくなりました。今日は、私も治療して下さい。」ということで、夕方に再び来るように約束して赤ちゃんの治療を終了しました。玄関まで見送ると手をふってくれた。ありがとう。やっと仲良くなれたね、また、おいで...。
夕方、お母さんの治療。全身の筋肉は堅くこわばった状態。少々圧してもかなり痛いとのこと、脾肝相剋の証にて本地方を行い、首・肩・背・腰など、僅かに刺鍼し、棒灸にて、温灸を行い終了しました。「全身が暖まりました」とのことで、終了しました。
以後、この親子は、時々来院されておりますが、すこぶる快適ですとのこと。
子供の病気の多くは、親からのストレスということもあり得ます。特に母親と過ごす時間は多い訳ですから、常にお母さんの顔色を伺っていると言っても過言ではないくらいです。お母さんのストレスが子供に、子供のストレスがお母さんにとぐるぐる回りになってしまい本当の病気になることも考えられます。
小児はりでは、普通のはりを刺入することは有りません。刺さないはりで全身を撫でるのみです。また、通常のはり治療でも「痛い」と感じるほどの痛みはないのが実際です。よく「痛いですか...」と電話で質問されることが有りますが、先にも書きました通り、まず、痛いと感じるほどのものは有りません。どうぞ、安心して受けてみて下さい。
赤ちゃんのいる方には、「スキンタッチ法」というのをお教え致します。家庭にあるドライヤーや、歯ブラシをお灸とはりに見立てて行う方法ですが、これを続けた結果、喘息が治ったという方もおられます。来院の際、お気軽にご相談ください。
≪ 夜泣き、かんの虫、キーキー声 ≫
1歳3ヶ月男の子
1歳を過ぎて、病気で一週間入院してから、そのストレスか、急に激しい夜泣き、昼夜問わずのキーキー声と額に青筋を立てるくらいのかんしゃくでした。
お母さんもさすがに限界で、疲れはて、ご主人ともそのことが原因で喧嘩になることもあり、ネットと口コミで、小児はりが効くと知り、半信半疑でいらっしゃいました。
初回来院時は、泣きはしませんでしたが、治療室中を叫びながら走り回っていました。
数回はかかりますと申し上げましたが、一回目の治療後、急に静かになり、その日以来、夜泣きはあるものの、以前のような一睡もできないような激しいものはなくなりました。
その後も、治療を数回続けると、青筋を立てるようなかんしゃくはおさまりました。
たいぶ落ち着いてきたので、治療頻度を週に一回に変え、3ヶ月ほどで治療を終了しました。
お子さんのかんしゃく、キーキー声は、確かにある程度は仕方のないものともいえるかもしれませんが、過度になると、お母さんの負担が大きくなり、逆にお母さんが心療内科等に通われるケースも多いです。
また、赤ちゃんの治療は、ほんの1分程度でおわってしまうため、これで効くの?と驚かれることが多いですが、赤ちゃん、子供は気のめぐりが大人よりもはるかに早いために、やりすぎてしまうと、かえって具合が悪くなってしまいます。
また、赤ちゃん、子供はお母さんの顔色をしっかり感じていますから、お母さんが楽になると、おさまったりすることもよくあります。
お母さんの治療もあわせてお薦めするのは、そのためです。
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